朝晩の空気がひんやりとしてくると、 自然と“ぬくもり”を感じるものに手が伸びます。そんな季節にぴったりなのが、ネパールのハンドニット。ひと目ひと目にあたたかさが宿るような、 手で触れるだけで心までほぐれるような特別な編み物が届きました。
ヒマラヤのふもと、澄んだ空気の中で暮らすネパールの人々。この国では、編み物が女性たちを中心に受け継がれてきた大切な手仕事です。冬の訪れとともに、家の前や軒下に人が集い、糸を手に、おしゃべりをしながら編み針を動かす——
そんな穏やかな風景が広がっているのかもしれません。そこにあるのは、代々受け継がれてきた知恵と、支え合う温かなつながり。 笑い声が響く時間の中から、一枚のニットが生まれます。
マーブルシュッドのハンドニットは、カトマンズ郊外で職人さんが手作業で仕上げています。
一目ずつ丁寧に編まれた編み地には、手仕事ならではの温かみと豊かな表情が。
わずかな個体差も、世界にひとつの証としてお楽しみください。
25FWコレクションからは2つのセーターが登場!
ふんわりボーダーの袖が目を惹く”ボーダースリーブプルオーバー”と柔らかなノルディック柄の”求心knitプルオーバー”です。
ふっくらとした編み地に、表情豊かなボーダー柄の袖が映えるデザイン。たっぷりとしたボリュームスリーブと、やや短めの丈感が軽やかな印象です。ナイロン混の糸を使用しているため、見た目以上に軽く、リラックスしてお召しいただけます。
■ボーダースリーブプルオーバー
やわらかく起毛した糸で編み上げた、あたたかな一枚。ヨーク部分に広がる繊細な編み模様が、手編みならではの立体感を引き立てます。続き編みで仕上げた滑らかなシルエットが上品で、一枚で冬の装いの主役になる存在感。ひとつひとつにわずかな表情の違いがあり、世界に同じものがない“手のぬくもり”を感じていただけます。
■求心knitプルオーバー
どちらのセーターも、人の手で丁寧に編まれた時間がそのまま形になったような、冬の暮らしに寄り添う特別な一枚です。
遠い国で紡がれた糸が、海を越えて私たちの元へ。そこには、つくる人のまなざしや、ひと針ごとに込められたあたたかな想いが息づいています。手のぬくもりが伝わるこのニットが、寒い冬をやさしく包みますように。
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